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歯科衛生士が絶対おすすめの歯ブラシ GC ルシェロ B-10 の本当におすすめな理由

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前回は歯磨き粉の話を書いたのですが、結構反響がありびっくりしました。

 

hygienistblog.hatenadiary.jp

 

歯のこと以外にも色々書きたいなと思いながら、まだまだ歯の事で書きたいことがありすぎてなかなか雑談がかけない(笑)

 

これから書きたいなーと思っている事は、

 

まだまだめっちゃ書きたいことがあふれています。

 

読んでみたいっていうテーマがあった方は是非読者登録とコメントをお願いします。

 

 

そして今日は歯ブラシのことを書いていこうかな。

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やっと本題です。

 

さて皆さん歯ブラシはどうやって選んでますか?

 

歯ブラシといっても 形、大きさ、硬さ、値段と選ぶにはたくさんの選択肢があって迷いますよね。じゃあ歯のプロの歯科衛生士はどんな歯ブラシを選んでると思いますか?

 

それはずばり!歯の汚れが一番取れる歯ブラシです!!!!

 

では、それがどんな歯ブラシなのか、詳しく説明していきます。

 

ジーシー  ルシェロ B-10 この歯ブラシは絶対おすすめ使ったらよさがわかる

歯科衛生士の私が歯ブラシを選ぶときにチェックする5つのポイント

  1. 歯ブラシの先の大きさが大きすぎないもの
  2. 歯ブラシの毛先がまっすぐ(フラット)なもの
  3. 歯ブラシの毛の硬さは普通タイプのもの
  4. 毛の密度が濃いもの
  5. 毛先の素材はナイロン製のもの

 

1番大切なのは、歯ブラシの大きさです。大きすぎてもだめですし、小さすぎてもだめなんです。

 

大きすぎると上顎の一番奥の歯の後ろ側に入らないのです。

 

選ぶときの基準としては自分の人差し指の第一関節までの長さで幅は3列もしくは4列のタイプが良いと思います。

 

上顎の一番奥の歯の後ろ側というのはちょうど顎の骨の横にあり口を大きく開けるとその骨が飛び出して歯と骨の間に歯ブラシが入らなくなります。

 

そんな狭いところに大きい歯ブラシは絶対に入りません。

 

歯の磨き方のことはまたちゃんと記事にしますが、この部分を磨くときはなるべく口を開けないで、口を軽く閉じた状態で歯ブラシをぐっと横に開くと一番奥の後ろ側に届くと思います。

 

 

2番目に大切なのは、歯ブラシの毛先がまっすぐなこと。

 

おすすめしないのは、山切りカットというタイプの歯ブラシです。

 

なぜかというと、歯の表面についている汚れはプラークと呼ぶのですが、細菌の塊で粘着質で歯の表面にねっちょりとへばりついています。

 

その汚れをブラシで落とすのですが、もっとも効率的に落とすには、歯ブラシの毛先を歯面に対して直角に当てることが大切なんです。

 

直角に当てないといけないのに毛先がまっすぐじゃないと当てれないですよね。

 

それに毛先が細くなっているタイプ(テーパータイプ)の歯ブラシも最近流行っています。

 

この歯ブラシは歯科関係の人たちの中でも良いという人もいるし、だめという人もいて、意見が分かれるのですが、私は虫歯予防のために歯を磨くのであれば、このタイプはおすすめしないです。

 

歯ぐきが非常に悪くて歯周病になっている方にはこのタイプをおすすめします。

 

なんせ歯ぐきと歯の間のポケットの中に入れるのが目的なので、歯の表面の汚れを除去するのには向きません。

 

 

 

3番目に大切なのは、毛の硬さです。毛が硬すぎるのは絶対だめです。歯ぐきを傷つけてしまいます。

 

柔らかいのは毛が寝てしまって毛先が歯面にまっすぐ当たらなくなってしまうのでこれもやめてください。

 

毛の硬さは普通のタイプが一番です。

 

 

 

4番目に大切なのは、歯ブラシの毛の密度です。

 

私なら歯ブラシのヘッドの大きさは小さめで、その中になるべく毛が密集しているものを選びます。

 

毛の先端が歯面に当たることで汚れが取れますので、毛先がたくさんあるほうがより効率的に汚れが落ちるのと、毛が多いと歯ぐきも傷がつきにくくなります。

 

 

 

5番目に大切なのは、毛の素材なんですが、これはナイロン製のものがよいです。

 

最近ナイロン製じゃないものは現在はほとんどないとは思いますが、昔は豚毛とか馬毛の素材で出来たものがありました。

 

歯ぐきを傷つけない点ではいいのですが、なかなか乾燥しないので不衛生になるため、現在ではナイロンが良いと思います。

 

歯磨きが終わったら必ずよく水洗いをして、水をよく切ってから風通しのいいところで乾燥させる事が大切です。

 

そんな5つのポイントから本当におすすめする歯ブラシはこれ!

 

ジーシー GC ルシェロ B-10 歯ブラシ

 

 

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 この歯ブラシは、GCというメーカーのものなのですが、一般の方向けにはあまり商品を販売していないので、聞いたことがないかもしれません。

 

しかし、歯科業界ではめちゃくちゃ有名なメーカーです。

 

今までは歯科医院専売でしか売られていなかったのですが、最近はAmazonや東急ハンズなどでも買えるみたいですね。便利になりました。

 

特徴は

プラークの効率的な除去を目的としたベーシックタイプで毛先がフラット。

 

汚れを除去する効果の高いラウンド毛を2段に植毛してあります。

 

歯肉が健康な方から歯肉炎に移行しかけている方までご使用いただけ、日常的なカリエス・歯周病の予防に適しています。

 

すごいのが、3列目以降の毛が、長い毛と短い毛を混合させた2段植毛で、長い毛、短い毛ともにラウンド毛とすることで高い除去効果を発揮し、ブラシを横に動かすだけでも歯間部まで毛先が入り、プラークを除去します。

 

短い毛の部分は歯面を刷掃するのに効果的で、長い毛の部分が歯間部まで刷掃してくれます。

 

 さらに先端部に毛の角度をつけて植毛してあり、毛先を集中させてあります。

 

そのため歯の一番後ろ側にまで回り込んで磨きやすくなり、歯の間や歯の溝に毛束が入り込んで汚れを搔き出す効果があります。

 

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            写真引用 GCホームページ

ジーシー GC ルシェロ B-20 ピセラ 歯ブラシは10代や口が小さい女性向けにもう少し小さいタイプ

先ほど紹介したルシェロB-10は成人の男性の方向けです。

 

10代や、口があまり大きくない女性の方には少し大きいかもしれないです。

 

そういう方にはこちらの

ジーシー GC ルシェロ B-20 ピセラ 歯ブラシがおすすめ。

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 10代の方の顎は小さくて、さらにまだ完全に生えてきていない永久歯は磨きにくく、成人女性の顎や手は成人男性に比べると小さいのでB-10はすこし磨きにくいかもしれないです。
 
このピセラはそんな小さい顎に対応するように、作られていて、4列植毛なのにコンパクトな形とハンドルが持ちやすく設計されています。
 
どちらの歯ブラシも大体1本あたりのお値段は240円ほどでドラッグストアで購入する歯ブラシよりは若干高いですが、使ってみると絶対気に入ると自信をもっておすすめします。
 
ぜひ試してみてください!
 
使ってみると、絶対に磨きやすいと実感できると思いますよ。

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